Burtonがオーガニックコットンにこだわる理由
Burtonが Tシャツや フーディーなどのアパレルで使用するコットンは100%オーガニックコットンです。100%オーガニックコットンにこだわる理由、それはオーガニックコットンが地球にも人にも優しい素材だからです。今回はBurtonのオーガニックコットンへのこだわりについて紹介します。
環境にも人にも優しいオーガニックコットン
従来型コットンは、危険な化学物質や農薬を使って栽培しており、農家やそのコミュニティの人の健康に影響を及ぼしています。実際、従来型コットンが栽培されている国では、農家やそのコミュニティを守る法律や規制はかなり限定的です。そうしたリスクの上に成り立っている従来型コットンのアパレルを購入することは、あなたが着るアパレルと引き換えに遠く離れた場所に住む人の安全な生活を犠牲にすることを意味しています。
従来のコットン栽培による影響は何も人に限った話ではありません。農薬、除草剤、化学肥料が近隣の川や湿地、地下水源に流れ込むことで環境にも数多くの問題を引き起こしています。土壌の劣化と侵食も、従来型コットンの副作用のひとつです。このような農法は、土壌の微生物を殺し、土地を傷つけ、化学肥料ありきで植物の生命を維持しようとします。その結果、侵食による土壌のダメージは加速し、負のサイクルが生まれてしまうのです。
Burtonは100%オーガニックコットンへ
2012年、Burtonは従来型コットンプロダクトからの脱却を含めたサステナビリティプランを公開しました。そして9年にわたる努力の末、2021年に100%オーガニックコットンへの移行を達成したのです。次なる目標は、コットンを栽培する農家を含めたサプライチェーンの適正化です。オーガニックコットンへの移行はBurtonにとって正しい選択でした。しかし、プロダクトの素材の変更だけでは何も変わらず、まだまだ課題は残っています。世界規模のサプライチェーンは極めて複雑であり、その中で従来の農薬を使ったコットンが「オーガニックコットン」として世に出てしまうこともあります。
そのため、Burton社内に専門チームを設け、より生産者に近いレベルでの取引証明書の要求、検証、保管を行い、それがオーガニックコットンであるかどうかを精査しました。さらに、GOTS(グローバル・オーガニック・テキスタイルスタンダード/有機栽培の原料を使用し環境と社会に配慮して加工・流通されたことを示す認証)やOCS(オーガニックコットンスタンダード/原料から最終製品までの履歴を追跡し、その商品がオーガニック繊維製品であることを証明する認証)の基準を満たしたオーガニックコットンのみを購入しています。Burtonのアパレルを選ぶことは、世界中のオーガニックコットン農家のサポートに繋がります。
チームライダーもお気に入りのオーガニックコットン製Tシャツ
極上の肌触りに加えて優れた耐久性も備えたオーガニックコットン製Tシャツは、チームライダーもお気に入りです。
Rider: Yuka Fujimori |
Rider: Kurumi Imai |
Rider: Takeru Otsuka |
Rider: Yuya Nakayama |
Rider: Ryusei Takahashi |
サステナビリティとオーガニックコットンの未来
100%オーガニックコットンの実現は、サステナブルかつ責任のあるビジネスへの重要な1歩となりました。しかし、それは私たちが実現したい未来への小さな1歩でしかありません。Burtonは、スノーボードコミュニティを盛り上げ、地球を守り、より良い未来のためにこれからも努力を続けていきます。
Burtonのパーパスを深く知る